保育士資格の通信講座を探すと、まず名前が挙がるのがユーキャンです。「本当に合格できるの?」「教材の質はどう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ユーキャンの保育士講座は開講実績30年以上、過去10年間で14,000名以上の合格者を輩出している実績のある講座です。この記事では、受講者のリアルな口コミをもとに、メリット・デメリットを正直に検証していきます。

ユーキャン保育士講座の基本情報
ユーキャン保育士講座の概要
・受講料:64,000円(税込)
・分割払い:4,980円×13回(合計64,740円)
・標準学習期間:12ヶ月
・添削回数:全10回(添削課題9回+総合課題1回)
・質問対応:1日3問まで
・教育訓練給付金:対象講座(最大20%・12,800円が支給)
・教材:メインテキスト+副教材+過去問題集+実技試験対策
受講料は64,000円(税込)で、教育訓練給付金の対象講座です。条件を満たせば受講料の20%(最大12,800円)が支給されるため、実質的な負担は約51,200円まで下がります。
なお、料金はキャンペーンによって割引されることもあるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
講座とは別に、ユーキャンの保育士試験テキストは書籍としても書店や通販で販売されています。独学で進めたい方や、まず教材の雰囲気を知りたい方は、最新年度版かどうかを確認したうえでチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
テキストがわかりやすい
ユーキャンの受講者から最も多いのが、「テキストが初心者でもわかりやすい」という声です。専門用語にはかみ砕いた解説が付けられており、保育の勉強が初めての方でもスムーズに理解できるよう工夫されています。
イラストや図解が豊富で、文字だけのテキストよりも視覚的に頭に入りやすいと好評です。
法改正の情報をタイムリーに届けてくれる
保育士試験は法改正の影響を受けやすい試験です。ユーキャンでは、受講期間中に法改正があった場合、追補教材を送付して最新情報をフォローしてくれます。独学では見落としがちなポイントをカバーしてくれるのは、通信講座ならではのメリットです。
学習経験ゼロでも始められる
公式データによれば、受講者の約89%が学習経験ゼロからスタートしています。保育や教育の知識がまったくない状態からでも、カリキュラム通りに進めれば合格を目指せる設計になっています。

悪い口コミ・評判
質問の回数制限がある
ユーキャンでは質問対応が「1日3問まで」と制限されています。わからないことが続出したときに、すぐに全部聞けないのがストレスに感じるという声があります。
ただし、1日3問あれば通常の学習ペースでは十分という方が多数派です。質問はメールで送り、数日以内に回答が届く形式です。
実技試験対策がやや手薄
実技試験の対策は、紙の教材とCD教材が中心です。動画講義が充実しているとは言いにくいという指摘があり、特に音楽表現や言語表現の対策では、YouTubeの解説動画なども併用している受講者が多いようです。
音楽表現でピアノを選ぶ場合は、自宅で弾き歌いの練習ができるキーボードがあると、教材だけでは補いにくい部分を練習で埋めやすくなります。
受講料がやや高め
64,000円という受講料は、他社の通信講座と比べるとやや高めの設定です。ただし、教材の充実度やサポート体制、合格実績を考慮すると、コストパフォーマンスとしては妥当という意見も多いです。
ユーキャンが向いている人・向いていない人
ユーキャンが向いている人
・保育の勉強が初めてで、わかりやすい教材がほしい方
・カリキュラム通りに進めたい方
・法改正などの最新情報をフォローしてもらいたい方
・教育訓練給付金を活用して費用を抑えたい方
ユーキャンが向いていない人
・費用を極限まで抑えたい方(独学や低価格の講座の方がよい)
・動画講義メインで学びたい方
・実技試験対策を通信講座だけで完結させたい方
他社の通信講座との比較
保育士試験の主な通信講座を比較してみましょう。
主な通信講座の比較
ユーキャン:64,000円(税込)/標準12ヶ月/テキスト+添削+質問サポート
ヒューマンアカデミー(旧たのまな):46,000円〜(税込)/標準6ヶ月〜/eラーニング対応
四谷学院:79,800円(税込)/標準8ヶ月/55段階システム
キャリカレ:41,900円(税込)/標準6ヶ月/不合格時全額返金制度あり
ユーキャンは「価格・教材のわかりやすさ・サポート体制」のバランスがよく、特に初学者にとって安心感のある講座といえます。コスト重視ならたのまなやキャリカレ、手厚い指導を求めるなら四谷学院という選択肢もあります。
費用をできるだけ抑えたい方は、市販の過去問題集を軸に独学で進める方法もあります。法改正に対応した最新年度版を選ぶようにしましょう。

ユーキャンの教材の特徴を深掘り
メインテキストは全9冊
保育士試験の筆記試験9科目に対応した9冊のメインテキストが用意されています。各テキストは試験の出題範囲をカバーしつつも、必要以上に難しい内容は削ぎ落とし、合格に直結する知識に絞っているのが特徴です。各章の終わりにはチェック問題が付いているので、学んだ内容をその場で確認できます。
過去問題集と実技試験対策
過去問題集は科目別にまとまっており、本番形式での演習が可能です。解説も丁寧で、間違えた問題をしっかり復習できる構成になっています。実技試験対策としては、音楽・造形・言語の3分野それぞれについて、テキストとCD教材で対策のポイントが解説されています。
造形表現を選ぶ場合は、本番で使う色鉛筆を早めに用意して、同じ道具で描く練習を重ねておくと安心です。
デジタル学習ツール
ユーキャンでは「学びオンライン プラス」というデジタル学習サービスも利用可能です。テキストの動画解説、WEBテスト、スケジュール管理などの機能が使えるため、外出先でもスマートフォンで学習を進められます。
教育訓練給付金を活用して受講料を抑える方法
ユーキャンの保育士講座は、教育訓練給付金(一般教育訓練)の対象講座です。雇用保険に1年以上加入している方(初回の場合)は、講座修了後にハローワークで手続きをすると、受講料の20%(最大12,800円)が支給されます。
パートやアルバイトの方でも、雇用保険に加入していれば対象になります。条件を満たしているか不安な場合は、最寄りのハローワークに問い合わせてみてください。
ユーキャンを上手に活用するコツ
学習スケジュールを自分で調整する
ユーキャンの標準学習期間は12ヶ月ですが、試験日程に合わせて「6ヶ月で仕上げる」「10ヶ月かけてじっくり」など、自分のペースに調整しましょう。
添削課題を活用する
添削課題は自分の理解度を客観的に確認できる貴重な機会です。面倒がらずにきちんと提出することで、弱点の発見と改善に役立ちます。
実技対策は別途補強する
実技試験の対策は、ユーキャンの教材だけで完結させるよりも、YouTubeの実演動画を参考にしたり、模擬練習をしたりと補強するのが合格への近道です。
実技試験に特化した対策本を1冊加えておくと、課題の傾向や練習の進め方を確認しやすくなります。
Q&Aコーナー|ユーキャン保育士講座のよくある質問

Q. 受講期間を過ぎたらどうなる?
ユーキャンの標準学習期間は12ヶ月ですが、受講開始から最大18ヶ月間は添削指導や質問対応などのサービスを利用できます。期間内に合格できなかった場合でも、教材自体は手元に残るため独学で勉強を続けることは可能です。
Q. 途中で退会・返品はできる?
ユーキャンでは教材到着後8日以内であれば返品が可能です(未使用の場合に限る)。ただし、8日を過ぎると返品はできません。事前にサンプルや口コミを確認し、自分に合っているか慎重に判断してから申し込むのがおすすめです。
Q. 教育訓練給付金の手続きは面倒?
それほど難しくありません。講座修了後にユーキャンから発行される修了証明書を持って、最寄りのハローワークで申請するだけです。対象者であれば、受講料の20%(最大12,800円)が支給されます。忘れずに申請しましょう。
Q. 筆記試験に合格してから実技対策を始めても間に合う?
筆記試験の合格発表から実技試験まで約2ヶ月あるため、合格がわかってから始めても対策は可能です。ただし、音楽表現でピアノを選ぶ場合は練習期間が必要なので、筆記の手応えがあった時点で実技の準備も並行して始めておくのがベストです。
Q. 仕事をしながら12ヶ月で合格できる?
1日30分〜1時間の学習時間を確保できれば、12ヶ月で合格を目指すことは十分に可能です。ユーキャンのカリキュラムは、仕事と両立しながら無理なく進められるペースで設計されています。科目合格制度を活用して、2回の試験に分けて受験するのも現実的な方法です。
限られた時間で集中するなら、勉強用のタイマーで「30分だけ」と区切って取り組むのもひとつの方法です。
まとめ
ユーキャンの保育士講座は、テキストのわかりやすさとサポート体制に定評のある講座です。初めて保育の勉強をする方、独学では不安な方にとって、心強い選択肢になるでしょう。
一方で、実技試験対策の充実度や受講料の面では改善の余地もあります。自分の学習スタイルや予算に合うかどうかを確認したうえで、検討してみてください。

ユーキャンで合格した人の共通点
ユーキャンを活用して保育士試験に合格した方には、いくつかの共通点があります。
まず、カリキュラム通りに進めていること。自己流にアレンジしすぎず、ユーキャンが用意した学習順序に沿って勉強を進めた方の合格率が高い傾向にあります。プロが設計したカリキュラムには意味があるので、素直に従うのが効率的です。
次に、添削課題を全回提出していること。添削は自分の理解度を客観的にチェックできる貴重な機会です。面倒に感じても、提出して返却された結果をしっかり復習することで、弱点を効率よく克服できます。
そして、わからない部分をそのままにしないこと。質問サポートを活用して、疑問点を早めに解消している方ほど合格に近づいています。「こんなことを聞いてもいいのかな」と遠慮せず、積極的に質問を活用しましょう。
外部参考リンク:ユーキャン 保育士講座 公式ページ
外部参考リンク:一般社団法人 全国保育士養成協議会



